地図コーナー展示「タイムスリップ ~埼玉空の旅~」

 

 埼玉県立文書館 地図センターでは、昭和41年(1966)、同45年(1970)、同50年(1975)、同55年(1980)、同60年(1985)、平成2年(1990)、同7年(1995)に埼玉県が撮影した航空写真を収蔵し、埼玉全県航空写真として公開しています。

 今年度の展示では、主にこの埼玉全県航空写真を使用し、埼玉県の昔と今の移り変わりを全3期で紹介していきます。ご来館の皆様に航空写真の魅力をお伝えすることができたら幸いです。

 

1 展示概要

(1)会期 

 第1期「街と開発」 令和5年 6月17日(土) ~令和5年10月1日(日)

 第2期「水害と整備」令和5年10月24日(火)~令和6年1月28日(日)

 第3期「水と緑」  令和6年 2月 6日(火) ~令和6年5月26日(日)

 

(2)休館日 

   毎週月曜日、国民の祝日、

   月末整理日(6/30・8/31・10/31・11/30・1/31・2/29)、

   秋季特別整理期間(10/11~10/20)、年末年始(12/29~1/3)

(3)開催時間 9時から17時まで

(4)会場 埼玉県立文書館 4階地図展示コーナー

(5)アクセス JR浦和駅西口下車徒歩15分、JR中浦和駅下車徒歩18分

(6)観覧料 無料

 

2 展示内容

(1)第1期 「街と開発」

プロローグ:航空写真って何?

 航空写真は、一定高度で飛行した航空機から垂直撮影した画像であり、現地の状況がそのまま写し出されたものです。写し出された画像は、地形図の作成、森林調査、鉄道・道路調査、都市開発計画などに広く活用されています。

 プロローグでは、撮影のしかた、標定図、位置の確認などを紹介します。

 

第1章:浦和

 埼玉県庁をはじめ様々な行政機関と住宅地が共存する浦和は、駅前を中心に再開発が急速に進んでいます。

 第1章では、昭和45年(1970)、昭和60年(1985)、平成7年(1995)、令和元年(2019)の航空写真を使って、浦和の街が開発されていく様子を紹介します。

 

第2章:武蔵浦和

 武蔵浦和駅周辺は、田畑が広がる一帯から武蔵野線や埼京線ができ、目覚ましく発展していきます。

 第2章では、令和元年(2019)、昭和60年(1985)、昭和45年(1970)の航空写真を使って、今から昔にさかのぼり、武蔵浦和の街が変化した様子を紹介します。

 

第3章:さいたま新都心

 現在のさいたま新都心駅がある場所には、大宮操車場がありました。操車場廃止後は跡地を利用し、埼玉新都市として再開発が行われています。

 第3章では、昭和55年(1980)、平成7年(1995)、令和元年(2019)の航空写真を使って、急激に街が開発されていく様子を紹介します。