文書館では、業務の成果をさまざまな刊行物としてまとめています。
埼玉県に関する古代から現代までの重要な史料を活字化し、県民の皆様にとって分かりやすい形にまとめた、本県の歩みを未来に伝える史料集です。
埼玉県では、昭和52年に県史編さん室を設け「新編埼玉県史」の編さん、荒川及び中川水系の総合調査を行いました。平成7年3月に閉室、事業等は文書館に引き継がれました。(旧県史編さん室刊行物の有償頒布は終了しております。当館のほか、国立国会図書館、県内公立図書館、お近くの都道府県立図書館等にてご利用ください。)
当館職員や埼玉県の学芸員が日常業務で調査研究を行ってきた成果をまとめたものです。昭和60年度の創刊です。
埼玉人物事典(有償頒布)
古代から現代に至る埼玉にゆかりある先人について、今まであまり知られていなかった人材や伝承上の人物を含めて幅広く取り上げ、3,300余名にも及ぶ人物の事歴を簡潔に紹介しています。
資料目録・報告書
当館に収蔵されている47万点余の古文書を所蔵者ごとに内容分類して編集したもので、当初は近代史料が省かれていましたが、現在は全年代をカバーしています。毎年刊行。第61集までは冊子体の刊行でしたが、第62集からはPDF版のみとなりました。こちらから御覧いただけます。
・埼玉県行政文書総目録
県が作成した行政文書のうち、明治初年から昭和55年度完結までの第1種文書(いわゆる永年保存文書)を収録した簿冊単位の目録。知事部局等の本庁文書を収録した5冊のほか、出先機関、教育委員会、県立学校各1冊があります。
・埼玉県行政文書件名目録
重要文化財に指定されている明治・大正・昭和戦前期の行政文書を収録した、文書1件単位の目録。社寺編、学務編など、分野ごとに19冊を刊行しています。
・その他の目録・報告書
埼玉県地方金融史料目録、埼玉県関係行政文書件名目録戦中戦後編、埼玉県古文書所在確認調査目録、埼玉県寺院聖教文書遺品調査報告書、埼玉県神社関係古文書調査報告書などがあります。
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)