文書館とは、歴史的・文化的に重要な文書、地図、写真、映像などの記録資料を保存し、利用提供する機関のことをいいます。これらの記録資料を公共の財産として永久に保存し、広く一般に公開していくことを使命とし、「記録遺産を未来に伝える人類の記憶装置」などと呼ばれます。近代文書館制度は18世紀にヨーロッパではじまり、その後、世界に広まりました。英語では「アーカイブズ」といい、日本では文書館、公文書館、史料館などの名称で呼ばれています。日本最初の文書館は、昭和34(1959)年開館の山口県文書館です。当館は、その10年後の昭和44年に開設された、日本で4番目の都道府県立文書館です。
当館は、埼玉県地域の中近世から近現代に及ぶ古文書類、明治初年以来の県の行政文書(公文書)・行政刊行物のほか、県域を中心とした地図・航空写真、『新編埼玉県史』編さん時の収集資料、埼玉新聞社撮影の戦後報道写真など、130万点を超える記録資料を収蔵しています。
これらの収蔵資料を永続的に保存し公開していくことにより、県政の円滑な推進を図るとともに、生涯学習や学校教育、あるいは歴史や地理などの学術的な調査・研究などに役立てられています。また、団体や企業、県民の各種事業の調査に活用される、県政の情報サービス機関でもあります。
埼玉県立文書館の概要・沿革・事業計画などを年度ごとにまとめたものです。
平成21年度以降の要覧を掲載しています。
● 要覧第39号(令和3年度).pdf
● 要覧第38号(令和2年度).pdf
● 要覧第37号(令和元年度).pdf
● 要覧第36号(平成30年度).pdf
● 要覧第35号(平成29年度)
● 要覧第34号(平成28年度)
● 要覧第33号(平成27年度)
● 要覧第32号(平成26年度)
● 要覧第31号(平成25年度)
● 要覧第30号(平成24年度)
● 要覧第29号(平成23年度)
● 要覧第28号(平成22年度)
● 要覧第27号(平成21年度)
文書館では、事業やサービスについて、「利用に関する評価」、「公開に関する評価」などの評価指標を設定して、年度毎に自己評価を実施しています。
また、令和元年度からは、埼玉県の博物館施設の自己評価システムにより自己評価を行っており、外部の有識者からの御意見もいただいています。
自己評価の結果を公開することにより、文書館の役割と使命を県民の皆様に知っていただくとともに、今後のよりよい改善方法を検討する素材といたします。
● 令和 元年度文書館評価(実績).pdf
● 平成30年度文書館評価(実績).pdf
● 平成29年度文書館評価(実績).pdf
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)