文書館子供向け事業紹介

 埼玉県立文書館では、児童生徒を対象とした普及事業を行っています。ものづくりやフィールドワークなどの体験活動を通して、郷土埼玉への理解や歴史的資料、地図への興味・関心を高めることを目的としています。

 いずれも、当館ホームページ等で募集案内を行います。

  

1 夏休み子供体験教室(令和7年度は終了しました)

 日本に古くから伝わる「はんこ」「巻物」「和本」の製作体験をする教室です。文書館の紹介や収蔵資料を使った解説を聞き、「はんこ」「巻物」「和本」の歴史や郷土埼玉に関する理解を深めることを目的に行っています。

 小学生を対象に夏休みに実施しています(写真は、令和7年度の講座の様子です)。

 

令和7年度夏休み子供体験教室は、以下の日程で実施しました。多数の応募、ありがとうございました。

 令和7年7月23日(水)「巻物づくり」

 令和7年7月24日(木)「和本づくり」

 令和7年7月25日(金)「はんこづくり」(午前の部・午後の部)

   

 「巻物づくり教室」

和紙を使って巻物をつくります。資料展示では、当館収蔵のさまざまな巻物の実物を見ることができます。

   

 「和本づくり教室」

細川紙(ユネスコ無形文化遺産登録)を使って和綴じの本をつくります。資料展示では、当館収蔵の和本の実物を見ることができます。

   

「はんこづくり教室」

彫刻刀でゴム板を彫ってはんこをつくります。収蔵資料にも歴史上の人物の印が押された文書や、昔の埼玉県の印などがあり、実際に見ることができます。

   

   

2 文書館フィールドワーク(令和7年度は今後募集予定です)

  文書館の資料を使ったフィールドワークなどを通して、身近な地域の自然や特徴を学び、地図や地形を読み解く面白さに気づかせるとともに、郷土埼玉の地形や歴史について興味関心を高めることを目的に行っています。