埼玉県内に残された文化遺産としての歴史的公文書や古文書等の記録資料(アーカイブズ)の保存・公開体制の推進や普及を目的として、県・市町村の担当課所館を会員として活動する団体です。公開講演会、研修会、専門研究委員会による共同研究などの事業を実施しています。
県下の自治体史編さん担当課所館の連携組織として昭和49年(1974)に埼玉県市町村史編さん連絡協議会として設立され、平成3年(1991)年に現在の名称となりました。
埼玉県立文書館が事務局を担っています。
埼玉県地域史料保存活用連絡協議会設立50周年記念式典
申込期間延長
こちらからチラシをダウンロードできます→埼史協チラシA4(配布用).pdf
1 趣旨
昭和49 (1974)年9月に、市町村史の編さんに関する相互の連絡と協力をはかるために、当会の前身である「埼玉県市町村史編さん連絡協議会」が結成されました。その後、平成3(1991)年に「埼玉県地域史料保存活用連絡協議会」(略称:埼史協)に会名変更され、平成6(1994)年には20周年記念「地域史料保存シンポジウム」を開催いたしました。
本年、当会は創立50周年を迎えます。令和2(2020)年には、公文書館の専門職として国立公文書館の認証アーキビストが誕生するなど、文書館の役割とその重要性が注目されている今、当会のこれまでの歩みを再確認し、今後の活動の在り方を考えます。
2 日 時
令和6年(2024)11月8日(金) 12:30から16:30まで
3 会 場
埼玉会館 小ホール(埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4)
交通:JR京浜東北線・高崎線・宇都宮線「浦和駅」西口下車徒歩6分
4 タイムスケジュール
12:00~12:30 受付
12:30~13:00 記念式典
13:00~14:00 特別講演
「オーラル・ヒストリーの活用―アーカイブズたりうるか」
東京大学名誉教授 御厨 貴 氏
14:15~16:30 シンポジウム
「地域史料のこれまでとこれから」
取組報告「国立公文書館デジタルアーカイブの取組について」
国立公文書館業務課専門職 西山直志 氏
報 告①「埼史協専門研究委員会の歩みと再評価」
当会副会長・行田市郷土博物館館長 鈴木紀三雄 氏
報 告②「アーキビスト養成について」
中央大学教授 宮間純一 氏
報 告③「埼玉県戸田市における電子公文書の管理・保存・利用」
戸田市行政管理課市政情報・文書担当 吉田幸一 氏
ディスカッション
5 定員及び申込方法
定 員 :300名(先着順)
申込方法:下記アドレスもしくは右QRコードからお申込ください。
https://saishikyo50th.peatix.com/view
6 主 催
埼玉県地域史料保存活用連絡協議会
7 共 催
埼玉県立文書館
8 後 援(申請中を含む)
埼玉県
埼玉県教育委員会
埼玉県市長会
埼玉県町村会
国立公文書館
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
神奈川県歴史資料取扱機関連絡協議会
群馬県市町村公文書等保存活用連絡協議会
千葉県史料保存活用連絡協議会
長野県史料保存活用連絡協議会
新潟県歴史資料保存活用連絡協議会
9 お問い合わせ先
埼玉県地域史料保存活用連絡協議会事務局(埼玉県立文書館内) 048-865-0112
埼史協では、毎年6月9日の「国際アーカイブズの日」(2008年、国際文書館評議会〔ICA〕が制定)を記念し、公文書や古文書などの記録史料(=アーカイブズ)の大切さを広く県民の皆様に知っていただくための公開講演会を県立文書館との共催で開催しています。
・令和6年度「国際アーカイブズの日」記念公開講演会を開催します。
令和6年度は、埼玉学園大学名誉教授の服藤早苗氏を講師にお招きします。
講演概要
平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部や、中宮定子に女房として仕え、後に随筆「枕草紙」を執筆したとされる清少納言など、平安時代に日記を残した女性たちの執筆活動を中心に、同時代を生きた様々な女性たちの生き方について紹介します。
講演要項
本講演会への参加にはお申し込みが必要です。以下の参加方法をよく読んで御応募ください。
1 日 時
令和6年6月4日(火) 13時30分~15時
2 会 場
埼玉県立文書館 講座室(さいたま市浦和区高砂4-3-18)
3 演 題
「源氏物語」の時代を生きた女性たち―書く・残す・伝える―
4 講 師
埼玉学園大学名誉教授 服藤 早苗 氏
5 定 員
80名(埼史協会員 30名、一般の方々 50名)
※申し込み多数の場合は抽選(6月24日までにお申込の方を優先します)
※ 後日、動画配信を行います。配信に定員はありません。
6 対 象
どなたでも御応募いただけます。
7 参加費
無料
8 一般の方々の申込参加方法
メール(p6501123@pref.saitama.lg.jp宛)で埼史協事務局(埼玉県立文書館内)まで申込みください。メールには[①氏名、②電話番号、③対面と動画配信のどちらを御希望するか]を御記入の上お送りください。その際の件名は、「「国際アーカイブズの日」記念講演会申込み」としてください。
9 申込期間
令和6年5月7日(火) ~ 令和5年5月29日(水)
※申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※参加の可否はお申し込みいただいたメールアドレスに5月29日(水)までにお送りします。
※動画は同時配信ではありません。当日の講演の内容を編集し、令和6年6月7日(金)以降に配信URLを送付します。
10 申込・問合せ
埼玉県立文書館内埼史協事務局(埼玉県立文書館内)
電 話 048-865-0112
メールアドレス p6501123@pref.saitama.lg.jp
・「国際アーカイブズの日」とは
アーカイブズは、官庁や企業などの団体、あるいは個人が残した歴史的・文化的に重要な記録・文書のことで、その保存公開施設(文書館など)の意味にも使います。アーカイブズの国際組織であるICA(国際文書館評議会)は、世界中にアーカイブズの大切さを広く伝えるため、毎年6月9日を「国際アーカイブズの日」と定めています。
ICAウェブサイト https://www.ica.org/
・第8次専門研究委員会報告書『自治体史編さん以降の地域史料管理』(平成30年)
平成30年3月31日、第8次専門研究委員会報告書として『自治体史編さん以降の地域史料管理』を刊行しました。
表紙.pdf
本扉・序・例言・目次・組織.pdf
第1章.pdf
第2章.pdf
第3章.pdf
第4章.pdf
第5章.pdf
資料編.pdf
地域資料管理マニュアル(自治体向け).pdf
地域資料管理マニュアル(所蔵者向け).pdf
・第7次専門研究委員会報告書『地域史料の防災対策』(平成26年)
平成26年3月31日、埼史協設立40周年を記念し、第7次専門研究委員会報告書として『地域史料の防災対策』を刊行しました。
・これまでの報告書
『地域文書館の設立に向けて』(昭和62年)
『地域文書館の設立に向けて2(行政文書の収集と整理)』(平成元年)
『地域文書館の設立に向けて3(諸家文書の収集と整理)』(平成4年)
『地域文書館の設立に向けて4(地域史料の保存と管理)』(平成6年)
『地域文書館の設立に向けて5(地域史料の検索と活用)』(平成10年)
第6次専門研究委員会報告書『歴史的公文書収集の現状と評価選別』(平成21年)
・有償頒布
各報告書の有償頒布をご希望の方は埼史協事務局(埼玉県立文書館内 電話 048-865-0112)までお問い合わせください。
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)