埼玉県地域史料保存活用連絡協議会(埼史協)

 埼玉県内に残された文化遺産としての歴史的公文書や古文書等の記録資料(アーカイブズ)の保存・公開体制の推進や普及を目的として、県・市町村の担当課所館を会員として活動する団体です。公開講演会、研修会、専門研究委員会による共同研究などの事業を実施しています。

 県下の自治体史編さん担当課所館の連携組織として昭和49年(1974)に埼玉県市町村史編さん連絡協議会として設立され、平成3年(1991)年に現在の名称となりました。

  埼玉県立文書館が事務局を担っています。

「国際アーカイブズの日」記念公開講演会

 埼史協では、毎年69日の「国際アーカイブズの日」(2008年、国際文書館評議会〔ICA〕が制定)を記念し、公文書や古文書などの記録史料(=アーカイブズ)の大切さを広く県民の皆様に知っていただくための公開講演会を県立文書館との共催で開催しています。

 

 講演会は終了しました。

・令和5年度「国際アーカイブズの日」記念公開講演会を開催します。

 国際アーカイブズの日記念公開講演会画像

令和5年度「国際アーカイブズの日」記念公開講演会チラシ.pdf 

 

令和5年度は、鉄道博物館副館長の荒木文宏氏を講師にお招きします。

 

講演概要

 明治維新を迎え近代国家として歩み始めた日本は、国家建設の要として鉄道の建設を最重要プロジェクトとして進めた。鉄道開業後の日本の鉄道は欧米とは異なる進化を遂げ、世界の鉄道をリードする新幹線を開発するなど、それまでの背景や特徴を述べ、合わせて時代を遡り鉄道建設に至る明治政府の行政文書である鉄道古文書を紹介する。  

 

開催要項

本講演会は、対面及び動画配信の両方で行います。参加にはお申し込みが必要です。以下の参加方法をよく読んで御応募ください。

 

1 日 時

 令和5年5月26日(金) 13時30分~15時00分

 

2 会 場

 鉄道博物館 てっぱくホール (さいたま市大宮区大成町3丁目47番)

 

3 演 題

 日本の鉄道の歴史と特徴

 

4 講 師

 鉄道博物館 副館長 荒木文宏 氏

 

5 開催方法

 対面及び動画配信

(※動画は同時配信ではありません。当日の講演の内容を編集し、令和6年6月9日(金)以降にお申し込みいただいたメールアドレスに配信URLを送付します)

 

6 定 員

 90名(内埼史協会員30名、一般60名)(対面、申し込み多数の場合は抽選) 

 (※動画配信の定員はありません。)

 

7 対 象

 どなたでも応募いただけます。

 

8 参加費

 無料。ただし、鉄道博物館の展示を観覧するには別途入館料が必要です。

 

9 一般の申込方法

 メール(p6501123@pref.saitama.lg.jp宛)で埼史協事務局(埼玉県立文書館内)まで申込みください。メールには[①氏名、②電話番号、③対面と動画配信のどちらを御希望するか]を御記入の上お送りください。その際の件名は、「「国際アーカイブズの日」記念講演会申込み」としてください。

 

10 申込期間

 令和5年5月1日(月)~5月19日(金)

(※対面の申し込み者には、5月23日(火)に参加可否をお知らせします。)

 

11お問い合わせ

  埼玉県地域史料保存活用連絡協議会事務局(埼玉県立文書館内)

   電     話 048-865-0112

   メールアドレス p6501123@pref.saitama.lg.jp

 

・「国際アーカイブズの日」とは

 

 アーカイブズは、官庁や企業などの団体、あるいは個人が残した歴史的・文化的に重要な記録・文書のことで、その保存公開施設(文書館など)の意味にも使います。アーカイブズの国際組織であるICA(国際文書館評議会)は、世界中にアーカイブズの大切さを広く伝えるため、毎年6月9日を「国際アーカイブズの日」と定めています。

 

  ICAウェブサイト https://www.ica.org/

 

専門研究委員会報告書

・第8次専門研究委員会報告書『自治体史編さん以降の地域史料管理』(平成30年) 

 平成30331日、第8次専門研究委員会報告書として『自治体史編さん以降の地域史料管理』を刊行しました。


  表紙.pdf
  本扉・序・例言・目次・組織.pdf
  第1章.pdf
  第2章.pdf
  第3章.pdf
  第4章.pdf
  第5章.pdf
  資料編.pdf
  地域資料管理マニュアル(自治体向け).pdf
  地域資料管理マニュアル(所蔵者向け).pdf

・第7次専門研究委員会報告書『地域史料の防災対策』(平成26年) 

 平成26331日、埼史協設立40周年を記念し、第7次専門研究委員会報告書として『地域史料の防災対策』を刊行しました。
 

  12被災資料調査票2.pdf

・これまでの報告書 

 『地域文書館の設立に向けて』(昭和62年) 

 『地域文書館の設立に向けて2(行政文書の収集と整理)』(平成元年) 

 『地域文書館の設立に向けて3(諸家文書の収集と整理)』(平成4年) 

 『地域文書館の設立に向けて4(地域史料の保存と管理)』(平成6年) 

 『地域文書館の設立に向けて5(地域史料の検索と活用)』(平成10年)

 第6次専門研究委員会報告書『歴史的公文書収集の現状と評価選別』(平成21年) 


  
『地域文書館の設立に向けて』1~5(下段は韓国語版)


・有償頒布 

 各報告書の有償頒布をご希望の方は埼史協事務局(埼玉県立文書館内 電話 048-865-0112)までお問い合わせください。