文書館紀要
ISSN 0911-6648(冊子体)第1号~第35号
ISSN 2758-8831(オンライン版)第36号~ ※冊子体の刊行は第35号まで
埼玉県立文書館職員や埼玉県の学芸員が日常業務で調査研究を行ってきた成果をまとめたものです。昭和60年度の創刊です。
※ 文書館紀要は、非売品です。当サイトでダウンロードするかもしくは当館または国立国会図書館、県内公立図書館、お近くの都道府県立図書館等にてご利用ください(第36号以降は当サイトでのPDF版掲載のみで、冊子体は発行しておりません)。
・はじめに
・十五世紀関東の戦乱と武蔵武士 駒 見 敬 祐
・近世後期における毛呂本郷の人々の伊勢参宮―伊藤家文書の道中日記を中心に― 木 暮 咲 樹
・〈資料紹介〉令和5年度公開の古文書から―小島家文書の新聞製本資料― 森 田 順 子
・〈資料紹介〉 新城市立八名小学校所蔵の旧岡部(半原)藩藩校資料について 髙 田 智 仁
・企画展「新収集公開文書古沢家文書-近代熊谷の発展に尽くした名士-」の成果と課題
大 橋 毅 顕
・学校アーカイブズ研究ノート―「埼玉県教育史編さん室移籍文書」の紹介を兼ねて―
新 井 浩 文
・はじめに 埼玉県立文書館長 山 田 恵
・岡部藩家老菊池家と菊池武昭について―「藩中家譜」の事績書上げに着目して― 髙 田 智 仁
・埼玉県立文書館における古文書講座の意義 資料①(pp48-53) 資料②(pp54-55) 大 橋 毅 顕
・埼玉県立文書館収蔵資料にみる「害虫」の誕生 駒 見 敬 祐
―新学習指導要領からのアプローチに応える― 新 井 浩 文
・渋沢栄一の関東人撰御用 大 橋 毅 顕
・安政期における疫病除けの様子―林家文書の祈祷記録から― 木 暮 咲 樹
・畠山重忠・重保伝承の生成― 内閣文庫本『畠山六郎志け体』から読み解く ― 若 松 良 一
・戦前・戦時期埼玉県における石造狛犬建設許可に関する文書について
―「#101匹の埼玉狛犬」によせて― 佐 藤 美 弥
関 口 真 規 子・沖 山 愛 海
・コロナ禍の文書館 ― 閲覧室と展示室の対応の記録 ― 木 村 遼 之
・文書館の30 年 part3 その後の20 年 2000 ~ 2019 太 田 富 康
【一覧版はこちら】文書館紀要 第35号
・十五世紀における安保氏の動向―安保文書の年代比定をめぐって―
駒 見 敬 祐
・岡部藩主安部家と異国文化を巡って 髙 田 智 仁
・埼玉県における初期郵便史料の特質―切手を貼らない公用郵便書状とその出現背景―
若 松 良 一
・福田久松とその国会開設論―「謀我埼玉県之有志諸君書」について―
佐 藤 美 弥
・令和元年度収集資料「深谷市航空写真」について―深谷市街地の移り変わり―
竹 内 竜 馬
・写真をもとにして戦後史を描くということ―『埼玉県資料叢書21』を題材として―
雨 宮 史 樹
・開館50周年&リニューアル記念シンポジウム「いま再び開く、50年目の“ふみくら”」
パネルディスカッション“ふみくら”を開く-時代をつなぐ記録資料の世界-
松沢裕作 森本祥子 鈴木紀三雄/太田富康
-長島藩・空々琴社との交流- 髙 田 智 仁
・本庄宿戸谷家の富山藩・七日市藩前田家への大名貸 大 橋 毅 顕
‐埼玉県立文書館寄託の旧本庄郵便局史料から‐ 若 松 良 一
‐埼玉県立文書館記念企画展「鉄道の埼玉 ‐明治から現代へ-」によせて‐
佐 藤 美 弥
・業務報告 大規模改修工事とその対応事業 太 田 富 康
・丹党岩田氏に関する新出史料 新井 浩文・根ケ山 泰史
・元禄期の経済政策と幕府為替御用 大 橋 毅 顕
・書状にみる漢学者芳川恭助(襄斎)と医師小室元長の晩年の交流
-明治十年代の「芳川恭助書状集」をめぐって- 芳 賀 明 子
-Archival Reference Knowledgeモデルの紹介- 岡 崎 彩 香
-埼玉県立文書館の他機関連携展示によせて- 佐 藤 美 弥
・房川渡中田関所(栗橋関所)の機能的考察 杉 山 正 司
・本庄宿戸谷家の小城藩鍋島家への大名貸 大 橋 毅 顕
―明治十年代の古文書販売と新井白石の墓所調査をめぐって― 芳 賀 明 子
―県令任命までの歩み― 佐 藤 美 弥
―重要文化財公開展の開催をとおして― 森 内 優 子
―当館寄託井上淑蔭資料の石櫃畧図を契機として― 若 松 良 一
-当館収蔵の埼玉県外関係文書の紹介- 中 村 亮 佑
・本庄宿戸谷家の柳河藩立花家への大名貸 大 橋 毅 顕
-履歴・書状・文芸をめぐって- 芳 賀 明 子
・歴史地理学的に見た埼玉古墳群と荒川舟運 若 松 良 一
・埼玉県立文書館収蔵史料を用いた授業モデル 新 井 浩 文
・埼玉県立文書館における普及事業 -子供体験事業を中心に- 前 田 芳 江
・小室家文書の寄贈と展示「小室家文書展-在村医のまなざし-」 井 上 かおり
・将軍綱吉の阿部邸御成り 大 橋 毅 顕
・埼玉県布達類の区分と伝達 ―明治八年七月以降を中心に― 清 水 正 彦
芳 賀 明 子
―文書館・地図センターの活動を通して― 増 山 聖 子
―東武吉見新井家所蔵「歳旦」を中心にして― 兼 子 順
・菊池家所蔵「当山修験并神子御條目」について 関 口 真規子
・忍藩阿部家の江戸屋敷 大 橋 毅 顕
~文政九年から嘉永四年まで~ 芳 賀 明 子
兼子 順・加藤 かな子・前田 芳江
・東日本大震災関係公文書の収集業務について 小 松 邦 彦
・文書館収蔵旧道路法による道路台帳平面図の調製過程 増 山 聖 子
・享和四年『蕉門歳旦三ツ物』にみる美濃派俳壇 兼 子 順
・明治維新と栗橋関所番足立家 清 水 正 彦
・昭和期における埼玉県商品陳列所の経済活動 小 松 邦 彦
・岩付太田氏家臣「松野文書」について 新 井 浩 文
・中山道本庄宿戸谷(中屋半兵衛)家所蔵の俳諧一枚摺 兼 子 順
・第二代埼玉県令白根多助遺稿集『梅園余香』と編者勝野秀雄について
芳 賀 明 子
・近代における奥貫友山事績の系譜―出版書籍による流布と家蔵記録
太 田 富 康
・文書館収蔵明治期調製河川図にみる測量教育の影響 増 山 聖 子
―埼玉県立文書館から考える現状と展望 原 口 智 洋
・祖師野八幡宮所蔵大般若経奥書調査慨報 新 井 浩 文
―当館寄託史料「杉浦家文書」の史料紹介を兼ねて― 佐 藤 貴 浩
・新井(侊)家文書にみる絵入り歳旦摺物について 兼 子 順
~埼玉を描いた『博覧図』(精行社)~ 芳 賀 明 子
~和詩の名手 新井松者(休太夫応興)~ 針 谷 浩 一
・「大正八年着手 昭和五年結了 利根川河川台帳」の調製 増 山 聖 子
・郡役所の文書と情報2 ―埼玉県の郡報― 太 田 富 康
・安保清和氏所蔵「安保文書」調査概要.pdf 新 井 浩 文
・武蔵国横見郡久保田村における村鎮守造営と新井家.pdf 太 田 弥 保
・「好古家」の書簡集『内山手簡』―内山作信と小室元長との交流―.pdf
芳 賀 明 子
・埼玉県における地租改正事業の実施態勢.pdf 兼 子 順
・埼玉県における公文書管理の現状と課題 中 島 淳
―現状と比較から― 太 田 富 康
―実務的な指針を求めて― 太田 富康・大石 三紗子
―埼玉県立文書館における歴史的資料の整理業務から― 大 石 三紗子
・埼玉県行政文書から見る県立医学校 ―開校から廃校まで― 久保田 友 子
~孤柳園山童と鏡裏坊野松~ 針 谷 浩 一
・横見郡久保田村にみる佐倉藩飛地領の基礎的考察 高 木 謙 一
・府県広報誌の機能と管理 ―伝達と記録のメディア― 太 田 富 康
―その作成と構成の分析― 大 石 三紗子
・市町村合併と編さん事業 ―昭和と平成の合併を比較して― 新 井 浩 文
―県庁舎定礎式関係行政文書から― 芳 賀 明 子
・文書館収蔵の拓本資料2 ―金工品の拓本紹介― 諸 岡 勝
・近世村落における高札と村方諸帳面の管理 重 田 正 夫
―川口家所蔵の安保文書について― 新 井 浩 文
―各受講者層に向けての事例報告― 太 田 富 康
―問注所の移転をめぐって― 森 内 優 子
・文書館収蔵の拓本資料 ―林家の板碑拓本の紹介― 諸 岡 勝
―武蔵国での実態と西角井家諸国寺社朱印状― 重 田 正 夫
―明治三年前橋藩領川島分界の川島書堂創設を事例に― 工 藤 航 平
―埼玉県・郡制施行以前 1879~1896― 太 田 富 康
普及事業のあゆみ ―収蔵資料の紹介と社会との連携をめざして―
―小・中学校との連携を中心に― 三 田 博
・今までの地図教室を振り返って 内 藤 ふ み
研究レポート・論文
・府県公文書管理史ノート ―埼玉県と比較しながら― 重 田 正 夫
―職制規程にみる明治期埼玉県庁の場合― 太 田 富 康
―地域指導者層による郷学所体制維持運動とその終焉― 工 藤 航 平
小特集「埼玉 古地図を読む」
―武蔵国大里郡樋口村の原地新田を事例に― 白 井 哲 哉
・近世後期の葛西用水八条領組合の組織的変遷と地域意識 工 藤 航 平
・武蔵国における天保国絵図の調査過程 重 田 正 夫
・安政2年(1855)の大地震時における武蔵東部地域の動向 加 藤 光 男
・埼玉県立文書館のホームページについて 森 内 優 子
―常陸国下妻荘小嶋郷の宛行と還補をめぐって― 森 内 優 子
・埼玉県における皇国地誌の編輯過程 重 田 正 夫
―群馬県令楫取素彦と埼玉県官から― 芳 賀 明 子
―埼玉県立文書館における指定文書制度の紹介を通じて― 白 井 哲 哉
―専門図書群の収集と整理― 原 由美子・関 信子
・医療の「近代化」と在村医 ―入間県を事例に― 細 野 健太郎
―明治九年の熊谷県分割をめぐって― 芳 賀 明 子
・「評議録」にみる創業期の日本煉瓦製造株式会社 井 上 かおり
―県令白根多助と書記官吉田清英― 佐野 久仁子・長島 小夜香
・閲覧利用から見た文書館 ―その変遷と現状― 原 由美子
・東大阪市専宗寺所蔵岩付太田氏関係文書について 新 井 浩 文
・職員履歴と達書にみる大宮県の成立とその展開 岸 清 俊
―埼玉県比企郡大河村役場文書を事例として― 兼 子 順
小特集 公文書館専門職員養成課程修了研究論文
―情報伝達機能的観点からの再整理― 太 田 富 康
―知事官房文書編纂主任の起案から― 芳 賀 明 子
・文書館における民間所在資料(古文書)の取り扱いをめぐって 新 井 浩 文
研究ノート
・文久2(1862)年の麻疹流行に伴う麻疹絵の出版とその位置づけ 加 藤 光 男
―下総国葛飾郡上金崎村「御用留」を中心に― 兼 子 順
・房川渡中田関所改方制度の変遷 ―足立家文書より― 石 岡 康 子
・近世初期上武幕領における伊奈氏の年貢徴収政策とその後の変遷(一)
小 澤 正 弘
―埼玉の雇外国人― 芳 賀 明 子
・埼玉県商品陳列所の県外活動 橋 本 栄
・文書館の利用と活用 ―博学連携の視点から― 岡 田 英 行
―埼玉県地域史料保存活用連絡協議会の最近の活動から― 新 井 浩 文
―「正応六年四月廿一日付関東下知状」について― 武 井 尚
―『工村々舎叢書』所収「内山氏古文書写」について― 新 井 浩 文
・「府県史料」の性格・構成とその編纂作業 太 田 富 康
・文書館普及活動における二つの試み 白 井 哲 哉
・史料をみる眼 ―文書館実務雑感― 原 由美子
・史料の保存と活用 ―図書館・博物館そして文書館― 栗 山 欣 也
―起案用紙の劣化を中心に― 新 井 浩 文
・文書館所蔵の「荒川堤外地調査平面図」について 河 田 重 三
・近世史料に見るいま使われていない語彙と表記法の事例 長谷川 宏
―文書規程と文書館条例・管理規則― 栗 山 欣 也
―当館における保存・利用をめぐって― 新 井 浩 文
・地口と狂歌の文学 ―近世後期北武蔵地方庶民の身辺から― 長谷川 宏
・明治期行政文書原本保全事業について 谷 澤 道 子
―パソコンを利用した資料の整理― 佐 藤 幸 広
―戦中・終戦時における行政文書の廃棄について― 芳 賀 明 子
・文書館所蔵の「埼玉県管内荒川平面図」について 河 田 重 三
・巻頭言 文書館の方へ 関 根 敬一郎
・栃木県佐野市所在「鴨田家文書」について 武井 尚・新井 浩文
―幕府・旗本権力構造と六〇〇石(小身)旗本森川家の知行所支配―
児 玉 典 久
・「熊谷蓮性記」にみられる異体字 長谷川 宏
―市町村行政文書の所在保存実態調査を集計して― 白 田 勝 美
・東京地方裁判所司法資料見学記 芳 賀 明 子
・巻頭言 歴史をつづる 関 根 敬一郎
―幸手不動院を事例として― 新 井 浩 文
―幕末維新期における旗本稲生家の動向と帰趨― 児 玉 典 久
―第二次鉄道熱期と「幻の鉄道」― 白 田 勝 美
―あるレファレンス・サービス― 内 田 雅 寛
・当館収蔵文書に含まれる書籍の目録作業進行状況と課題 長谷川 宏
・埼玉県立文書館収蔵近代雑誌目録 井 上 涼 子
―秩父郡太田部村、葛飾郡下野村・平須賀村の事例― 児 玉 典 久
―武蔵国川越藩領名主の場合― 太 田 富 康
―土木課事務内容の変遷について― 白 田 勝 美
・歴史資料の保存及び利用に向けて ―規程整備の経緯― 須 長 宣 久
―「屋代典憲氏所蔵古文書之写」について― 武 井 尚
―大野村・大塚村・野原村の史料を中心として― 太 田 富 康
・近世史料にみる狐憑きの俗信 小 池 信 一
―幕府使番稲生七郎右衛門正興・桑名城主松平下総守忠堯の城引渡関係文書を中心に―
児 玉 典 久
・維新期の食売下女 ―明治三年武蔵国本庄宿の事件の紹介― 森 田 雄 一
―訓導免職事件と教員養成確保問題について― 白 田 勝 美
―埼玉県行政文書の分類基準2― 原 由美子
・行政文書添付地図の類型化 ―明治期・大正期を中心に― 佐 原 和 久
―熊谷市を中心に― 須 長 宜 久
―初出文書と高氏時代の花押を中心に― 武 井 尚
―天正18年10月豊臣秀吉湯山阿弥陀堂茶会について― 森 田 雄 一
・安保菅沼定盈考 長谷川 典 明
・近世史料にみる憑き物「オーサキ狐」の諸相 小 池 信 一
―下総国葛飾郡上金崎村土生津家の経営帳簿より― 重 田 正 夫
―埼玉県行政文書の分類基準1― 原 由美子
・収集地図の整理に向けて 佐 原 和 久
―エントランス・ポーチ床面彫刻設置事業を通しての雑感― 太 田 富 康
―武州入間郡赤尾村大久保氏の事例― 重 田 正 夫
・近世後期の名主日記について ―林信海日記の紹介― 小 暮 利 明
―埼玉県郡市町村の場合― 原 由美子
・文書館関係文献目録稿 佐原 和久・石川 久美子
・創刊にあたって 館長 秋 葉 一 男
・御朱印寺社領の成立過程 ―武蔵国(埼玉県域)の場合― 重 田 正 夫
・埼玉県における地籍図の作成 泊 善三郎
・行政文書整理試論 ―総目録第2集を編集して― 原 由美子
―利根川通妻沼村地先船橋架設― 青 木 久 夫
―ストロボによる撮影を実践して― 栗 田 亨
・本館における教育普及活動 ―古文書解読講座・講習会― 小 暮 利 明
・中性紙化を考える 松 田 勝 伸
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)