県立文書館では、夏休みを迎えるお子さまに向けて、地図を用いた楽しい展示を企画しております。
地図を読めるようになると、現地では目に見えないものや過去・未来の情報まで引き出すことができます!文書館の貴重な地図資料を使って、地図の魅力を体感しましょう。
当館マスコット「もんじろう」と「もんざぶろう」のクイズを交えた展示で、楽しく地図を読みこなして遊ぶ方法をご紹介します。是非、お立ち寄りください。
● 企画展の概要
1 日時
7月1日(金曜日)~9月4日(日曜日) 9時~17時
休館日 月曜日、祝日(7月18日・8月11日)、館内整理日(8月31日)
※8月12日(金曜日)に一部展示替えがあります。
2 場所
県立文書館 1階 展示室2、4階 地図展示コーナー・地図センター
3 費用
無料
4 展示構成と見どころ
プロローグ 「地図」って、どれも一緒じゃないの?
地図を見比べて双方の違いを考えてみましょう。
地図から得られる情報は目的地までの道順だけではありません。「道の険しさ」や、「どんな景色が見られるか」、「昆虫が採取しやすい森はどこか」など様々な情報が引き出せます。
Ⅰ あんな「地図」にこんな「地図」
地図はいろいろな目的のために描かれています。道路地図、鉄道路線図、ハザードマップなどなど、たくさんの種類があります。中には、子供の遊び道具として作られた地図もあります。いろんな地図を見てみましょう。
Ⅱ 見えないものが見えるようになる「地図」
地図を使うと、現地に行くだけでは見えないものが見えるようになります。古い地図には、現在とは異なる地形が、都市計画図を見れば未来の町が見えることでしょう。また路線図を見れば、地上からは見えない地下深く走る鉄道を見ることができます。
地図を読みこなして、「見えないもの」を見るチカラを手に入れましょう。
Ⅲ 「地図」を読む―地図記号の世界―
地図を読みこなすコツの一つに「地図記号」があります。この記号をマスターすれば、回りの状況が瞬時に把握できるようになります。
地図記号をマスターしたら、自分だけの地図記号を作ってみましょう。
Ⅳ GIS―未来の地図―
利用者の目的に合わせていくつもの地図や情報を重ねて表示させるGISの技術を御紹介します。
Ⅲで作った自分だけの地図記号を、皆さんの地元の地図に重ねて表示して、自分だけのオリジナル地図を作ってみましょう。
Ⅴ 「地図」―測量の変遷―
地図をつくる時には、地図に載せる情報をどのように得ているのでしょうか。
測量技術について、実際の測量器具を展示して紹介します。
エピローグ 情報集積基地 地図センター!!―世界の表し方―
文書館4階の地図センターには、様々な地図が所蔵されています。
展示期間中、古くて大きな世界地図を展示します。皆さんが思い浮かべるような世界地図とは、違った方法で描かれている珍しい地図です。是非、地図センターにお越しください。
5 関連イベント 「高さをはかってみよう!―測量プチ体験―」
・毎週火曜日 午後2時から3時まで
申し込み不要 参加費無料 場所4階 地図展示コーナー
「水準器(レベル)」を覗いて複数地点の高さを測ってみる体験です。
6 協力機関
・埼玉県県土整備部建設管理課
・埼玉県環境科学国際センター
・さきたま史跡の博物館
7 関連印刷物
展示リーフレット 展示資料リスト ワークシート
8 新型コロナウイルス感染拡大防止対策
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館の際には、以下の点に御協力ください。
・マスクの着用 ・検温 ・観覧者カードの記入 ・手指の消毒
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)