企画展 国指定重要文化財埼玉県行政文書公開
編さんのお仕事 ―史料編さんの四半世紀―
※終了しました。
『新編埼玉県史』の編さん(書物を作ること)を行った県県民部県史編さん室の事業を継承し、文書館に史料編さん担当が設置されて今年で25年になります。
これを機に、本企画展では文書館収蔵国指定重要文化財「埼玉県行政文書」や古文書等を通じて、日本における歴史書や地誌の編さんの歩みを振り返りつつ、これまで史料編さん担当が編さんしてきた、本県の歴史や文化にとって重要な史料を収録する史料集『埼玉県史料叢書』の世界を御紹介します。
1 企画展概要
(1) 主 催 埼玉県立文書館
(2) 会 期 令和2年9月23日(水)から11月20日(金)まで
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初の予定から変更しています。
(3) 会 場 県立文書館 1階 展示室
(4) 開 室 日 火曜日から金曜日まで
※但し、9月30日(水)(館内整理日)、10月13日(火)から22日まで
(木)(特別整理期間)、11月3日(火・祝)は休館のため閉室します。
(5) 開室時間 ①10時30分から12時まで
②13時30分から15時まで
※開室時間中に正面玄関から入館してください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、検温、手指の消毒、観覧者カードの提
出などに御協力ください。
(6) 観 覧 料 無料
(7) アクセス JR浦和駅下車徒歩15分、JR中浦和駅下車徒歩18分
※駐車台数に限りがあるため、公共交通機関を御利用ください。
2 展示構成
プロローグ 史料編さんの四半世紀
文書館史料編さん担当がこれまで編さんしてきた史料集『埼玉県史料叢書』を
紹介し、年表で歩みを振り返ります。
Ⅰ 纂 歴史を編むことの歴史
古代に編まれた公的な史書『日本書紀』や江戸時代に作られた地誌である『新
編武蔵風土記稿』など、県内旧家に残る書物で編さんの歴史を跡づけます。また
明治政府による新たな編さん事業や大正時代以降に作られる「県史」について、
国指定重要文化財埼玉県行政文書などの文書を通じて紹介します。
Ⅱ 叢 『埼玉県史料叢書』の世界
文書館史料編さん担当が編さんしてきた『埼玉県史料叢書』の内容を、各巻に
収録された原資料により紹介します。戦国時代の武将が発した朱印状、明治時代
の法令や戦後の県内の様子を撮影した報道写真など、バラエティ豊かな史料を御
覧いただきます。
3 主な展示資料
(1)新編武蔵風土記(写本) (文書館収蔵 小室家文書 県指定文化財)
江戸幕府が編さんした地誌を県内の好古家が写本で収集したものです。
(2)県誌編纂資料合冊 (文書館収蔵 埼玉県行政文書 国指定重要文化財)
明治時代の県による編さん事業の経緯を記録した文書です。
(3)北条氏政印判状 (文書館収蔵 道祖土家文書 県指定文化財)
戦国時代の武将、北条氏政が支配下の武士に出陣の準備をするよう命じた文書です。
4 関連事業
(1)歴史講座「報道写真でふりかえる埼玉の戦後史
―復興から高度経済成長、そしてオリンピックへ―」 ※終了しました。
①講 師 老川慶喜氏(『埼玉県史料叢書』編集企画委員・立教大学名誉教授)
②日 時 令和2年10月31日(土) 13時30分から15時まで
③会 場 埼玉県立文書館 3階 講座室
④定 員 30人
⑤参加費 無料
⑥申込み 9月23日(水)から電話で申込み
(電話048-865-0112、先着順)
(2)パネル展示「1964東京オリンピック聖火リレーと埼玉
―『フィルムのなかの埼玉』より―」 ※終了しました。
①会 期 令和2年11月10日(火)から11月20日(金)まで
※土・日・祝は閉庁
②時 間 8時30分から17時15分まで ※最終日は16時30分まで
③会 場 埼玉県庁 3階 渡り廊下
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)