小室家文書展―在村医のまなざし―

※本展示は終了しました。

コーナー展示「小室家文書展-在村医のまなざし-」

 

 

 

1 期間     平成2769日(火曜日)~平成2710月11日(日曜日)

 

           ※休館日:月曜日・祝日・月末休館日(6/307/319/30)
           ※10月11日(日)まで延長します。

2 展示場所  埼玉県立文書館 1階展示室

 


3 観覧料    無料

 


 詳しくはコチラ→小室家文書展リ-フレット.pdf
           小室家展示資料一覧.pdf

 

 

 

小室家文書展ポスター



■開催にあたって

 

 昨年度、総数約7,600点にのぼる文書群、「小室家文書」が当館に寄贈されました。これを記念して、「小室家文書展」を開催いたします。

 

 小室家は、江戸時代中期頃から比企郡番匠村(現ときがわ町)に居住し、産科を専門とする蘭方医として地域医療に多大な貢献をしてきました。小室家の医学塾「如達堂」は、日本で最初に帝王切開の手術に成功したことで知られる伊古田純道・岡部均平や、種痘接種の先駆者といわれる安藤文澤をはじめ、多くの門人を輩出しています。

 

 また小室家は、村役人としての重責を担っていたほか、俳諧や書画などを通じた文化人たちとの交流もあり、地域文化を牽引する役割も果たしていました。

 

 今回の展示では、在村医(村医者)・村役人・文化人・好古家といった、小室家の様々な表情を紹介するとともに、小室家の史料を通して、近世から近代への移行期における埼玉の実像に迫ろうと試みます。