埼玉県立文書館 主催 埼玉県立歴史と民俗の博物館 共催
埼玉の人物「本庄宿の豪商 戸谷半兵衛」
戸谷家は享保年間(1716~1735)に中山道本庄宿に店を構え、江戸時代中期から急成長し、江戸の日本橋室町と神田橋御門三河町に出店を持つ関東有数の商家でした。戸谷家の当主は代々半兵衛を名乗りました。「中屋」は戸谷家の屋号で、「中半」と略すこともありました。
戸谷家では、大福帳や店卸帳をはじめ、様々な帳簿を作成して経営をしていました。歴代の当主は、災害や飢饉に際しての救済活動や、自費での橋の架け替えをはじめとする数々の功績により名字帯刀を許され、本庄宿の宿役人も勤めました。
ここでは、戸谷家に残された資料のうち、店経営に関する帳簿や、大名貸に関する証文などから、戸谷家の成長と繁栄について紹介します。
1 会 期 平成30年4月24日(火)~7月22日(日)(休館日 月曜日)
ただし、4月30日(月)・7月16日(月)は開館
館内消毒のため、6月11日(月)~6月18日(月)は休館
2 開館時間 午前9時~午後4時30分(受付は午後4時まで)
※7月1日(日)からは午前9時~午後5時(受付は午後4時30分まで)
3 会 場 埼玉県立歴史と民俗の博物館 地下1階 常設展示室第9室
さいたま市大宮区高鼻町4-219 電話 046-645-8171
4 観覧料 埼玉県立歴史と民俗の博物館常設展観覧料
一般 300円(200円) 高校生・学生 150円(100円)
※( )内は20人以上の団体
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(付添1名含む)は無料
5 展示構成
Ⅰ 商家「中屋」の成長と繁栄
Ⅱ 「中屋」の金融と社会活動
6 展示点数
文書18点、写真パネル6点、その他解説パネル等
7 主な展示資料
判取帳(戸谷家文書90)
中蔵店卸帳(戸谷家文書44)
壱分銀包紙(戸谷家文書4750)
神流川無賃高札(戸谷家文書8065)
8 リーフレット(ダウンロードできます)
戸谷リーフレット(外).pdf
戸谷リーフレット(中).pdf