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Ⅳ 「政治の季節」から「経済の季節」へ 1961-1964

写真:3枚 更新:2020/06/08 作成:2020/06/08 管理者
 昭和30年(1955)頃から始まった高度経済成長のなかで、埼玉県内では工業化が進んだ。そうした成長を支えたのは、地方出身の若者であった。また核家族化が急速に進展し、県営住宅や日本住宅公団による大規模住宅団地が建設され、東京のベッドタウン化が進んだ。
自動車であふれる戸田橋(407) 昭和37年(1962)2月10日 北足立郡戸田町(戸田市) 年々自動車の交通量が増加し、県内国道は「交通地獄」の様相を呈していた。国道17号の戸田橋では、昭和37年(1962)12月の調査によると1日に通過する自動車は延べ3万7,900台で、安全を確保できる交通量の6倍という状況であったという。