●『埼玉県史料叢書』第21巻「埼玉新聞社撮影戦後報道写真 フィルムのなかの埼玉1947-1964」の内容を紹介するデジタル展示「フィルムのなかの埼玉」を公開しました!
●令和2年2月に『埼玉県史料叢書』第21巻「埼玉新聞社撮影戦後報道写真 フィルムのなかの埼玉1947-1964」を刊行しました!
●埼玉新聞社が撮影し、のちに県立文書館に寄贈された50万コマ以上のフィルムの中から、終戦後間もない昭和22年(1947)から東京オリンピックが開催された昭和39年(1964)までに撮影された512点の写真を厳選して掲載しました。
●政治・行政・経済の動き、懐かしさを感じさせる風景、そして人々の生活や文化を映し出した写真をバランスよく選びました。
●写真には、新聞記事等の調査に基づく説明文を付け、合わせて報道写真の概要や時代背景についての解説、関連年表と掲載写真の一覧を掲載しました。
●本書の構成
Ⅰ 戦後の混乱と諸改革 昭和22年(1947)~昭和24年(1949)
掲載写真:47点
主な内容:カスリーン台風、県庁の火災、民主的な改革の動きなど。
カスリーン台風のため冠水が続く大沢町(現越谷市)昭和22年9月21日撮影
Ⅱ 戦後の終わりと復興への動き 昭和25年(1950)~昭和29年(1954)
掲載写真:182点
主な内容:朝鮮戦争をきっかけとした経済復興、高崎線電化など。
テレビ普及運動 昭和28年12月4日撮影
Ⅲ 成長への胎動 昭和30年(1955)~昭和35年(1960)
掲載写真:150点
主な内容:「昭和の大合併」、安保条約改定反対運動など。
「大川越市」誕生を祝う小学生の行進 昭和30年4月2日撮影
Ⅳ 「政治の季節」から「経済の季節」へ 昭和36年(1961)~昭和39年(1964)
掲載写真:86点
主な内容:工場や大型住宅団地の建設、スーパーマーケットの進出など。
星形の団地 昭和36年7月1日撮影
Ⅴ 東京オリンピックと埼玉県 昭和34年(1959)~昭和39年(1964)
掲載写真:47点
主な内容:国立競技場聖火台の製造、東京オリンピックの県内開催など。
川口で製造された国立競技場の聖火台 昭和33年3月7日撮影
熊谷市本町通りに入った聖火リレー 昭和39年10月6日撮影
【開館時間】
午前9時~午後5時
【休館日】
・月曜日(県民の日に当たるときは、その翌日)
・毎月末日(令和6年6.8.11月の末日は開館)
・祝日
・年末年始(12月29日~翌1月3日)
・特別整理期間(令和6年5月15日~24日、11月19日~28日)