令和2年度 もんじろうかわら版

R2-4 歴史講座「報道写真でふりかえる埼玉の戦後史」を開催しました!

 令和2年10月31日(土曜日)、歴史講座「報道写真でふりかえる埼玉の戦後史 ―復興から高度経済成長、そしてオリンピックへ―」を文書館講座室にて開催しました。

ソーシャルディスタンスを確保した会場 ソーシャルディスタンスを確保した会場

 

 立教大学名誉教授の老川慶喜先生を講師にお招きし、2月に刊行した『埼玉県史料叢書21 埼玉新聞社撮影戦後報道写真 フィルムのなかの埼玉 1947-1964』に掲載した写真をみながら、終戦から高度経済成長による社会の大変動のなか、前回の東京オリンピックへといたる本県の戦後史について御講演いただきました。

講師の老川先生

講師の老川慶喜先生

 

 当時の風景や人々の姿を鮮明に映し出した報道写真に加えて、本県出身の老川先生の体験に基づいたエピソードも含めたわかりやすいお話で、御参加の方々にも御好評をいただきました。

 川口で鋳造された旧国立競技場聖火台についてのお話

 川口で鋳造された旧国立競技場聖火台についてのお話

 

 今後も『埼玉県史料叢書』の内容や本県の歴史・文化に関連した講座を企画して参りますので、ぜひ御参加ください!

  埼玉新聞社撮影戦後報道写真も展示している、企画展「編さんのお仕事 ―史料編さんの四半世紀―」は当館展示室で11月20日(金曜日)まで開催中です。

企画展「編さんのお仕事」紹介ページ

 

 本県の戦後史を生き生きと映し出した懐かしい写真が多数掲載されている『埼玉県史料叢書21 埼玉新聞社撮影戦後報道写真 フィルムのなかの埼玉 1947-1964』は文書館閲覧室をはじめ、県内の公立図書館などでも御覧になれるほか、埼玉県県政情報センター(県庁衛生会館1階)、県内の教科書販売取次店で販売もしています(税込み2,090円)。ぜひお手に取ってみてください。

有償刊行物一覧(県政資料コーナー)

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