R2-1 古文書整理・保存作業1
現在、当館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当面の間、臨時休館していますが、
資料の整理・保存作業等を継続的に行い、開館に向けた準備を進めています。
ここでは、準備の様子を少しずつお伝えしていきます。
今回は、現在進行中の「古沢家文書」の整理・保存作業をご紹介します。
古沢家は、江戸時代に大里郡大麻生村(現熊谷市)地域の名主を務め、明治時代に郡区町村編制法が施行された際には、大麻生村を取りまとめる戸長として活躍しました。
当館に寄託された約30,000点にのぼる「古沢家文書」は、当時を生きる人々の様子を現代へと伝えてくれる貴重な資料です。
作業風景の一コマです。資料保護と新型コロナウイルス感染症対策のためにマスクを着用し、一定の距離を設けてコツコツと作業をしています。
次回は、作業の手順をご紹介します。(海)